頭蓋骨から恥骨へ向けて

写真を撮ったこと、考えたことの記録

ひさしぶり、彼岸ブリ

もう少しで仕事の隙間。
というところで左目が弱くしかし持続的に痙攣してPC画面を見れず。
何とかKI・A・Iで乗り切り妻の実家に顔を見せに行った。




畑仕事をして麻雀を打って庭の世話をして。
両親は僕なんかよりもよほど健康的で元気であった。
妻も僕と家で二人に引きこもっているよりも明るい。
義父に不平をたれ、義母と世間話をし、家族って感じだ。




彼岸であることを失念しており、墓参りの土産を持ってこなかった。
が、初めて妻の祖父母の墓へ参った。
村のはずれにある日当りの良さそうな土地だった。
最近まで、村は土葬であった。
死臭がする、気がしたが、おそらく畑の有機物である蓋然性のほうが高い。
彼岸、には、彼岸ブリが獲れるのだという。
家族そろって港に行く事にした。





港についたものの、昼前であり、僕たちの目の前で最後の一尾が売れてしまう。
魚が、切り身に変わる景色。鮮やかな赤。




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何とか買えないものか港周辺を探したけれど、彼岸ブリ一尾、手に入らず。
地元のスーパーで売っていた刺身パックのブリを買う。
刺身であること、地元で売っていること。
この2点から限りなく彼岸ブリに漸近したブリであると言えよう。
工学的な精度では十分に彼岸ブリとして運用可能であろう。
昼飯は工学的に彼岸ブリとして僕が認定したブリを、食った。